小説家<門井慶喜>が<宮沢賢治>の父である<政次郎>を主人公に究極の家族愛をつづった直木賞受賞作『銀河鉄道の父』を、
『八日目の蝉』・
『ソロモンの偽証』・
『グッドバイ~嘘からはじまる人生劇場~』・
『いのちの停車場』などの<成島出>が監督を務め映画化した
『銀河鉄道の父』が、2023年5月5日より公開されます。
岩手県で質屋を営む「宮沢政次郎」の長男「賢治」は家業を継ぐ立場でありながら、適当な理由をつけてはそれを拒んでいました。学校卒業後は農業大学への進学や人工宝石の製造、宗教への傾倒と我が道を突き進む「賢治」に対し、「政次郎」は厳格な父親であろうと努めるもつい甘やかしてしまいます。やがて、妹「トシ」の病気をきっかけに筆を執る「賢治」でした。
<役所広司>が「宮沢政次郎」役で主演を務め、長男「賢治」を<菅田将暉>、賢治の妹「トシ」を<森七菜>、母「イチ」を<坂井真紀>、祖父「喜助」を<田中泯>、弟「清六」を<豊田裕大>がそれぞれ演じています。