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- ダウ平均株価(3月20日)@終値3万2244ドル58セント
20日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。欧州金融機関の経営を巡る過度な懸念がひとまず和らぎ、買いが先行しています。
経営難に陥っていたスイスの金融大手クレディ・スイス・グループを巡っては、スイスの同業のUBSによる買収が決まりました。世界的な金融危機につながるリスクがひとまず回避されたとの見方から、米株市場では主力株に買いが入っています。
前週に下げが目立った米地銀株は総じて堅調に推移しているものの、ファースト・リパブリック・バンクの株価は大幅安となっています。前週、米大手行による資金支援を受けると発表しましたが、経営環境を巡る不透明感が拭い切れていないとの見方から、売りが優勢となっています。
21~22日には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、米株市場では積極的に買いを入れる動きが限られています。
終値は反発し、前週末比382ドル60セント(1.20%)高の3万2244ドル58セントで終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前週末比45.025ポイント(0.39%)高い1万1675.538ポイントでした。
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