日経平均株価(2月27日)@終値2万7423円96銭
2月
27日
米インフレ圧力の根強さから米利上げ局面が長引くとの見方が広がり、日本株にも売りが優勢でした。一方、外国為替市場での円安・ドル高などを支えに日経平均の下値は限られ、小幅ながら上昇に転じる場面もありました。
先週末の米市場では米長期金利の上昇傾向が重荷となり、ハイテク株を中心に売られました。東京市場でも東エレクなど値がさのハイテク株が下落して相場を押し下げています。
日米の金融政策の方向性の違いが意識され、円相場が「1ドル=136円台半ば」まで下落したのを受けホンダをはじめ自動車株などの買いを通じて相場を支えました。一部の高配当株にも買いが入っています。
終値は小幅に反落し、前週末比29円52銭(0.11%)安の2万7423円96銭で終えています。