<南沙良>『女神の教室~リーガル青春白書~』@フジテレビ系
11月
16日
同作は、裁判官で実務家担当教員の主人公「柊木雫」と彼女を取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問うドラマです。裁判官や検察官、弁護士などの〈法曹界〉を目指す学生たちが通う法科大学院(ロースクール)が舞台となります。
青南大学法科大学院に派遣教員としてやってきた「柊木雫」は、教員の「藍井仁」(山田裕貴)と5人のロースクール生たちに出会います。しかしそこで、目先の〈司法試験合格〉のみを目指すロースクール生の姿を目の当たりすることになります。「藍井」をはじめ教師側は学生に司法試験のノウハウを教えることにしか興味が無く、学生側も単位が取りやすい授業を履修しながら試験の対策になることしか求めていませんでした。そんなロースクール生の前に、「人を知らなければいい法律家にはなれない」という信念を持つ「柊木」が登場し、授業は一変します。「柊木」による、法の教科書には全く載っていない「人」を知るための授業を通じて、学生たちはさまざまな気づきを得ていきます。
<南沙良>が演じるのは、他人にも自分にも厳しい性格のしっかり者「照井雪乃」役です。検事を目指す彼女は、他の学生ともドライに接し、距離を置いています。合理的な「藍井」の授業に比べ、効率の悪い授業を展開する「柊木」に対して、強く反発する「照井」ですが、過去のある出来事から、凝り固まった正義感を持っている役どころです。