『極道の妻たち』@BS日テレ
11月
6日
「粟津環」(岩下志麻)は堂本組若頭補佐で粟津組組長の妻です。服役中の夫の留守を預かり、さらに組の勢力を伸ばすほどの辣腕ぶりでした。堂本組総長の急死によって、その妻「絹江」(藤間紫)にも頼りにされるようになりますが、跡目相続を巡って、柿沼派と蔵川・小磯派との争いが勃発します。
「小磯」(成田三樹夫)から柿沼暗殺の命を受けた杉田組組長(世良公則)に言い寄られていた「環」の妹「真琴」(かたせ莉乃)は、偶然旅先のグァムで「杉田」と出会い、半ば強引に抱かれてヤクザ社会に足を踏み入れてしまいます。そして、二代目堂本組総長・柿沼(岩尾政隆)が殺され、対立は頂点に達します。
女ながら戦闘の表舞台に立った「環」は、「小磯」の首に懸賞金をかけ、「小磯」もまた「環」の命を狙います。「真琴」は「杉田」に連れられ知多半島へと逃れますが、この地で「杉田」を逮捕されてヤクザ戦争に巻き込まれてしまいます。
1987年・第10回日本アカデミー賞にて、優秀主演女優賞<岩下志麻>、優秀助演男優賞<世良公則>、優秀助演女優賞<かたせ莉乃>が獲得した作品です。
投稿日 2022-11-06 15:00
ワオ!と言っているユーザー