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- ファルコン昆虫記(952)【ナナフシモドキ】(3)
長い触角が延ばした前足と重なっていますので、とても細長い形態のナナフシ目エダナナフシ科の【ナナフシモドキ】を見つけました。
じっくりと観察したのですが、枝に擬態しているということで何処が頭部で眼があるのか、わからない形態です。この細長い翅で飛べるのかと。記録した後、少しつついてみましたら、のそのそと歩き出して飛ぶことはしませんでした。
「ナナフシ」は草食性の昆虫で、木の枝に擬態した姿が特徴的です。「七節」の「七」は単に「たくさん」という程度の意味で、実際に体節を正しく7つもっているわけではありません。
「ナナフシ」は不完全変態で、基本的に両性生殖ですが、【ナナフシモドキ】(エダナナフシの触角は前脚と同じくらいの長さがあるのですごく長いのですが、【ナナフシモドキ】の触角はそれと比べるとかなり短い)などは単為生殖を行い、オスが非常に稀です。
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