『牯嶺街少年殺人事件』@<エドワード・ヤン>監督
3月
6日
1991年の第4回東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、<エドワード・ヤン>監督の日本初公開作品として1992年4月25日より劇場公開されました。
1961年夏、14歳の少年が同い年のガールフレンドを殺害するという、台湾で初の未成年による殺人事件が起こります。不良少年同士の抗争、プレスリーに憧れる少年の夢、大陸に帰りたいと願う少年の親世代の焦りと不安を描きながら、当時の台湾の社会的・精神的背景を浮き彫りにしていきます。
主人公を演じるのは、当時まったくの素人だった<チャン・チェン>。上映時間が188分のバージョンと236分のバージョンが存在し、2016年の第29回東京国際映画祭ワールドフォーカス部門にて、デジタルリマスターされた236分のバージョンがプレミア上映されています。今回236分のバージョンバージョンが劇場公開となります。