『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』@BSテレ東
7月
16日
東北地方を旅していた「寅さん」は、自殺未遂をしていた「坂口」という中年男(柄本明)を助けます。仕事のプレッシャーに悩まされていた「坂口」でしたが、「寅さん」の風来坊的な生き方に共感した彼は、「寅さん」をオーストリアはウィーン旅行に誘います。「寅さん」はなんとウィーンと湯布院を勘違いしてしまい、この話を受けてしまいます。
かくしてウィーンに降り立った「寅さん」と「坂口」でしたが、モーツァルト像など音楽の都ならではの文化財には全く興味を示さない「寅さん」に「坂口」は呆れて「この人を連れてくるんじゃなかった」と後悔します。
ウィーンの街で自分を取り戻し生き生きとしている「坂口」とは対照的に、寅さんは全くウィーンには馴染めず退屈な時間を過ごしていましたが、偶然現地のツアーガイドをしている「久美子」(竹下景子)と知り合い、ついて行きます。「寅さん」は「久美子」の紹介で「マダム」(淡路恵子)と出会い日本食をご馳走になります。日本人3人はすっかり打ち解けあい、そして「寅さん」はいつものように「久美子」に想いを寄せるのでした。