ダウ平均株価(7月8日)@終値3万1338ドル15セント
7月
9日
朝方発表の6月の米雇用統計で雇用者数が市場予想以上に増えました。労働市場は力強さを維持しており、米連邦準備理事会(FRB)が大幅な利上げに動きやすくなるとの見方から株が売られています。
雇用統計では、景気動向を映す非農業部門雇用者数が前月比37万2000人増と市場予想(25万人増)以上に増えました。平均時給も前年同月比(5.1%)上昇と伸び率は市場予想(5.0%)を小幅に上回っています。
景気の強さを織り込んで米長期金利が上昇し、ハイテクなど高PER(株価収益率)銘柄の売りにつながっていますが、長期金利上昇を好感して金融株は買われ、相場を下支えしています。
終値は前日比46ドル40セント(0.15%)安の3万1338ドル15セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸し、前日比13.962ポイント高の1万1635.308で終えています。