『男はつらいよ 幸福の青い鳥』@BSテレ東
6月
25日
福岡県飯塚は、かって炭坑で賑わった町でしたが寂れ、「寅さん」がひいきにしていた旅役者の一座が活躍していた芝居小屋もすたれていました。
今は亡き座長に線香を手向けようと一座の花形だった座長の娘「大空小百合」こと「島崎美保」(志穂美悦子)を訪ねます。
やがて「美保」は「寅さん」を訪ねて上京しますが、「寅さん」は不在でひょんなことから同郷の九州出身の看板職人の「ジンマ」こと「島田健吾」と知り合います。
その後「寅さん」と再会した「美保」は柴又のラーメン屋「上海軒」(店主:桜井センリ)で働き「賢吾」との交際が続きます。
<志穂美悦子>演じる「美保」は、第8作として1971年12月29日公開の『男はつらいよ 寅次郎恋歌』では<岡本茉利>が扮していましたが、本作では成長した姿として登場しています。
次第に恋仲になっていく若い2人を演じた<長渕剛>と<志穂美悦子>は、共演後の1987年8月29日に結婚しています。