〈ジューンティーンス〉@ニューヨーク証券取引所休場
6月
20日
〈ジューンティーンス〉は、奴隷解放宣言から3年後に北部合衆国軍がテキサス州ガルベストンに到着した後、奴隷にされたアフリカ系アメリカ人を解放するよう命じた日(1865年6月19日)です。これが奴隷制度の終わりを告げたことを祝して作られた奴隷解放記念日です。
」黒人のためだけの記念日”という印象が強く、ほかの歴史的な記念日と比べますと認知度が低かった〈ジューンティーンス〉ですが、2020年、5月にミネソタ州で起きた白人警官による黒人男性暴行死事件に端を発し、黒人に対する人種差別の撲滅や権利向上を訴える「Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター/黒人の命も価値がある)」が活発化した影響もあり、2021年6月、<ジョー・バイデン>米大統領が「ジューンティーンス独立記念日法案」に署名し、晴れて連邦祝日として制定されています。
〈ジューンティーンス(Juneteenth)〉とは、Juneteenth National Independence Day の June 19thを縮めた表記となっています。