『ウクライナの踊り子』に改名@英国ナショナルギャラリー
4月
6日
同作品は、<ドガ>が19世紀末に制作。ウクライナの国旗の色である青と黄色のリボンを結び野原で踊る3人の踊り子が描かれていますが、ロシア人を描いたものと長い間認識されてきました。
作品はナショナルギャラリーのメインコレクションに含まれていますが、現在は展示されていません。同美術館の公式ウェブサイトには、踊り子たちが「ロシア人ではなくウクライナ人であることはほぼ間違いない」と記されています。
改名の理由を「絵画の主題をより良く反映させるため」とし、作品の題名は「何年も前から議論の的」になっていたと説明。「だが現在の状況により、ここ1か月間でこの作品に対する注目が高まっており、題名を変更する適切な時期であると判断した」としています。