『愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景vol.1』@<越川道夫>監督
10月
14日
癒えることのない悲しみを抱えながら、漂うように生きてきた「ユリ」がたどり着いたのが、小さな古本屋でした。「ユリ」はその店の主人である「トモさん」の妻になります。亡くなった前妻のことを忘れられない「トモさん」は、彼女のことを毎日思い出しながらも、今では「ユリ」なしの生活は考えられずにいました。
一方その頃、「トモさん」の幼なじみの「リュウタ」は亡くなった父の遺品からある詩集を発見します。そんな「リュウタ」と「ユリ」はお互いに惹かれ合い、そして求め合うようになります。「ユリ」が「リュウタ」との関係を続けることは、「ユリ」が「トモさん」のもとを去ることを意味していました。
主人公「ユリ」役をモデルなどでも活躍する<瀬戸かほ>が体当たりで演じるほか、「トモさん」役を『焼肉ドラゴン』の<宇野祥平>、「リュウタ」役を『新宿スワン』の<深水元基>がそれぞれ演じています。