23日<18:00>から、ウクライナの<ゼレンスキー大統領>は、日本の国会でオンライン演説を行っています。「アジアで初めてロシアに対する圧力をかけたのが日本だ」と評価。「引き続き、制裁の継続をお願いする」と求めました。
外国要人が日本の国会でオンライン演説を行うのは初めてのことです。<ゼレンスキー大統領>は「日本がすぐ援助の手を差し伸べてくれた。心から感謝する」と表明しています。
その上で、ロシアの軍事侵攻を改めて非難し、「サリンなどの化学兵器を使った攻撃も準備していると報告を受けている」と指摘。「侵略者に対して非常に強い注意をしなければならない。平和を壊してはいけないという強いメッセージが必要だ」と訴えています。
国連安全保障理事会については「機能しなかった。改革が必要だ」と主張。常任理事国のロシアが拒否権を行使することで機能不全に陥っている現状を批判しています。
演説はウクライナ側が打診して実現しています。衆院議員会館内の国際会議室と多目的ホールに中継され、<ゼレンスキー大統領>はウクライナ語で11分間演説し、在日ウクライナ大使館側が同時通訳しました。
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