今年の読書(135)『共犯捜査』堂場瞬一(集英社文庫)
12月
31日
福岡で資産家の女児誘拐事件が発生。県警捜査一課刑事「皆川」は、追い詰めた犯人らしき人物は車でそのまま埠頭に突っ込んで亡くなってしまいます。身代金もなくなっていて、失態に嘆くも、また新たな誘拐事件がおきます
被害者への手がかりを失い焦る捜査陣でしたが、共犯者の存在が浮かびます。そんな中、誘拐されていた女児の遺体が発見され?そして次なる幼児誘拐が発生しているのではないかと通報が入ります。
確認に行ったが、被害は何もないと家族が言い張りますが、「皆川」は、複雑な連続誘拐に翻弄されながらも、命を張って犯人を追い詰めていきます。若き刑事が暴く驚愕の真相とは。