神戸：ファルコンの散歩メモ

１日（日本時間２日）、労使が対立しています米大リーグで機構（ＭＬＢ）の＜ロブ・マンフレッド＞コミッショナーが、３月３１日の開幕延期を発表しています。

フロリダ州ジュピターで選手会との新協定締結交渉が決裂した後に記者会見し、最初の２カードを中止することを明らかにしています。労使対立で開幕が遅れるのは選手会が８カ月のストライキを起こした１９９５年以来２７年ぶりになります。

大リーグは昨年１２月に旧協定が失効し、労使に絡む活動が停止するロックアウトに突入。機構と選手会は２月２１日から９日連続で交渉を行ないましたが、主要争点の年俸総額や最低保障額の隔たりが埋まらず、合意に至りませんでした。

開幕時期の見通しは立たず、メジャー５年目を迎えるエンゼルスの＜大谷翔平＞（２７）らの調整にも影響が及びそうです。移籍交渉も凍結したままで、プロ野球広島からポスティングシステムでの移籍を目指す＜鈴木誠也＞外野手（２７）やフリーエージェントになっている＜菊池雄星＞投手（３０）の所属先が決まっていません。