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- 『ゴヤの名画と優しい泥棒』@<ロジャー・ミッシェル>監督
1961年に実際に起こったゴヤの名画盗難事件の知られざる真相を描いた2020年イギリス製作の『ゴヤの名画と優しい泥棒』が、2022年2月25日より全国で公開されます。
2021年9月に亡くなった『ノッティングヒルの恋人』の<ロジャー・ミッシェル>が監督を務め、本作が長編劇映画の遺作となりました。
1961年、世界屈指の美術館ロンドン・ナショナル・ギャラリーからゴヤの名画『ウェリントン公爵』が盗まれます。この事件の犯人はごく普通のタクシー運転手である60歳の「ケンプトン・バントン」でした。
長年連れ添った妻とやさしい息子と小さなアパートで年金暮らしをする「ケンプトン」は、テレビで孤独を紛らしている高齢者たちの生活を少しでも楽にしようと、盗んだ絵画の身代金で公共放送(BBC)の受信料を肩代わりしようと企てたました。しかし、事件にはもうひとつのある真相が隠されていたのです。
主人公「ケンプトン」役を<ジム・ブロードベント>、妻の「ドロシー」役を<ヘレン・ミレン>が演じるほか、息子の「ジャッキー」役に<フィオン・ホワイトヘッド>、<マシュー・グード>らが共演しています。
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