『ショコラ』@カンテレ
2月
5日
冬のある日、フランスの小さな村に謎めいた女性「ヴィアンヌ」(ジュリエlチト・ピノシュ)が娘「アヌーク」(ヴィクトワール・ティヴィソル)を連れて越してきます。母娘は村人が見たこともないような美味しそうなチョコレートいっぱいのお店を開きます。客の好みにピタリと合わせて勧められるチョコレートは人々を虜にし、村人はカトリックの断食期間にも教義に反しチョコレートを食べていました。
村の指導者「レノ伯爵」(アルフレッド。モリーナ)はその事実に愕然となり、「ビアンヌ」を村から追放しようとします。そんな時、ジプシーの青年「ルー」(ジョニー・ディップ)の船が村にやってきます。
<ジョアン・ハリス>の同名小説『Chocolat』をもとに、<ラッセ・ハルストレム>が監督を務め、宗教と人間関係の複雑な絡み合い、そして大人の事情に飲み込まれている子供たち、また、愛する人を遠く思い続ける大人たちの感情を描き映画化した作品です。