『アイダよ、何処へ』@<ヤスミラ・ジュバニッチ>監督
9月
12日
国連平和維持軍の通訳として働く女性を主人公に、家族を守るため奔走する彼女の姿を通して、事件当時に何が起こっていたのか、虐殺事件の真相を描き出します。
1995年、夏。ボスニア・ヘルツェゴビナの町、スレブレニツァがセルビア人勢力によって占拠され、2万5000人に及ぶ町の住人たちが保護を求めて国連基地に集まってきます。一方、国連平和維持軍で通訳として働く「アイダ」(ヤスナ・ジュリチッチ)は、交渉の中である重要な情報を得ます。
セルビア人勢力の動きがエスカレートし、基地までも占拠しようとする中、「アイダ」は逃げてきた人々や、その中にいる夫や息子たちを守ろうとします。
第77回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門出品、第93回アカデミー国際長編映画賞ノミネートされた作品です。