『グレタ ひとりぼっちの挑戦』@<ネイサン・グロスマン>監督
7月
23日
<グレタ・トゥーンベリ>が、2018年8月、気候変動に対する政府の無関心に抗議するため、たった1人でストックホルムの国会議事堂前に座り込み、学校ストライキを始めたのは当時15歳でした。
毎週金曜日のこの行動は「Fridays For Future(未来のための金曜日)」と名付けられ、世界中の若者たちに影響を与え、数カ月のうちに国内外へ広がるムーブメントとなりました。その後、彼女は2019年に米ニューヨーク国連本部で開かれた気候行動サミットでのスピーチで世界的な注目を集めることになります。
本作は気候問題に関する専門的知識と揺るぎない覚悟を持ち、国連総長やローマ教皇といった人々と議論を重ねる<グレタ・トゥーンベリ>に密着。ほかにも犬や馬と戯れるリラックスした姿やアスペルガー症候群である自身への冷静な分析、彼女を支える家族の姿なども収められています。監督は、<ネイサン・グロスマン>が務めています。