独禁法訴訟に<リナ・カーン>除外依頼@フェイスブック
7月
15日
IT(情報技術)大手による利益の占有をかねて問題視している<リナ・カーン>氏が調査に加わることは公平ではないと訴えています。<リナ・カーン>氏に関しては、米アマゾン・コムも独禁法の調査から外れるよう求めており、巨大ITの米規制当局に対する抵抗が激しくなっています。
フェイスブック(FB)は要請文で、<リナ・カーン>氏が公の場で一貫して(FB)が独禁法違反に当たる(消費者利益〈価格〉に焦点を絞った1970年代以降の反トラスト法解釈を問題視しています。この解釈ではデジタルプラットフォーマーの低価格戦略による反競争的な市場支配の枠組みを認識することができない)と発言しており、係争中の案件を担当するのにふさわしくないと主張しています。
<リナ・カーン>氏は法学者で、巨大IT企業への規制強化論者として知られています。<バイデン>政権下のもと6月15日に米連邦取引委員会(FTC)の委員長に就任しています。
米連邦取引委員会(FTC)の委員が独禁法について自分の意見を持つことは自然であり、<リナ・カーン>委員長の除外が認められる可能性は低いと思われます。