ダウ平均株価(6月17日)@終値3万3823ドル45セント
6月
18日
前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で2023年に2回の利上げ予想が示され、景気過熱やインフレを見込んだ取引を手じまう動きが広がり、素材や金融など景気敏感株に売りが強まりましたが、長期金利の低下でハイテク株は上昇しています。
債券市場では年限の短い2年物国債を売って10年や30年物国債を買う動きが広がり、利回り曲線の平たん化が進んでいます。米長期金利の低下による利ざや縮小の思惑から金融株が売られました。
一方、金利低下の局面で買われやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が買われ、ナスダックでは前日比121.67(0.87%)高の14,161.67で取引を終えています。市場では、4~6月期決算発表を来月に控え、好業績を見込んでハイテク株に資金が移動しているようです。