<近本光司>決勝適時打@<阪神タイガース>(372)
6月
13日
「5-5」で迎えた9回。<梅野>の2盗が相手ミスを誘い2死三塁の場面、<近本光司>が守護神<松井>から一塁線を破る決勝適時三塁打を打ち。「6-5」と勝ち越しました。この日の阪神の得点は、すべて2死から挙げています。
3回、2死から<中野拓夢>が左前打で出塁し、リーグトップ13個目の盗塁を決めて好機を拡大させました。続く<マルテ>が先発<早川>の内角直球に詰まりながらも、左翼線に運ぶ先制適時打を挙げています。
3回までパーフェクト投球を披露していた先発<ガンケル>が4回につかまります。<小深田>と<鈴木>の連続内野安打で無死一、二塁とピンチを招き、<浅村>に右翼線へ同点の適時二塁打を打たれます。<島内>の遊ゴロの間に勝ち越し点を奪われ「1-2」と逆転を許してしまいました。
直後の5回2死一塁の場面で<近本光司>が<早川>から右翼席へ5号逆転2ランを放「3-2」とひっくり返します。
7回には三度2死から二、三塁と好機を作り、<中野拓夢>が左翼へ2点適時二塁打を放ち「5-2」とリードしたのですが、7回から登板した2番手<馬場皐輔>が、1死から4連続長短打に犠飛を浴びて2失点で1点差に詰め寄られ、8回には3番手<藤浪晋太郎>が<鈴木大>に4号同点本塁打を打たれ、<ガンケル>の6勝目は消えてしまいました。
<近本光司>の決勝適時打で阪神が勝ち、<藤浪晋太郎>に3勝目(1敗)がついています。9回は守護神<スアレス>がきっちりと押さえ、21セーブ目をマークしています。4日間の休養を挟み、18日の巨人戦(甲子園)からリーグ戦が再開します。