神戸空港に配備されるローゼンバウアー製の新型消防車(画像:関西エアポート)
関西エアポートグループは、運営する神戸空港の消防車両を更新することを公表しています。
対象の車両は大型化学消防車3台と給水車で、これらは神戸空港が開港する直前の2005(平成17)年9月から約16年にわたって使用されてきました。2022年5月までに4台を更新する計画で、大型化学消防車についてはオーストリアの「ローゼンバウアー」社が製造する黄色い車体の車両が導入されます。
これまで使用していた大型化学消防車は3台とも「モリタ」製で、水槽容量6000リットルのものが2台、1万2500リットルのものが1台でした。「ローゼンバウアー」製の新型は、3台とも1万500リットル車となり、うち1台はルーフターレットではなくHRET(エイチレット)と呼ばれる屈折式の放水塔を備えたものだそうです。
給水車については、従来車は大槻ポンプ工業社製で容量8000リットルの楕円型水槽を搭載していましたが、新型は日本機械工業社製の容量8000リットルの角型水槽を搭載したものになるとのこと。水槽が角型になることで車両自体の積載効率が向上し、救助資機材も積載できるようになったことで、給水車としてだけでなく救助活動にも使える消防車両になるとしています。
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投稿日 2021-06-12 17:07
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2021-06-12 17:17
ワオ!と言っているユーザー