11日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比9円83銭(0.034%)安の2万8948円73銭で取引を終えています。 前日の米株式市場を好感し、朝方は買いが優勢となり、2万9074円02銭まで伸ばしましたが、一方米長期金利の低下に伴い金融関連株などの売りが目立ち、勢いは続きませんでした。 日経平均が2万9000円の節目前後では主力銘柄に対する売りが出やすくなり、もっとも「エーザイ」(終値10700円)など医薬品への買いが相場を支えていましたが、全体に好材料もなく方向感は乏しい状況でした。