航空会社の「エア・ドゥ」(札幌市)と「ソラシドエア」(宮崎市)が共同持ち株会社を設立し、経営統合する方向で検討していることが13日、明らかになっています。
月内にも基本合意するようです。新型コロナウイルス感染拡大に伴う旅客激減を受け、再編を通じた経営の効率化を進めるとのことです。コロナ禍を受けた航空業界の再編は国内初となります。
新設する持ち株会社の傘下に両社が入る案が検討の軸となっているようで、燃料や資材調達を共同して行うことでコスト削減を進める方針です。
人事や経理など間接部門の共通化も視野に入れており、両社の筆頭株主である日本政策投資銀行が、2社それぞれから数十億円の優先株を引き受け、資本支援を行います。
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