新型コロナウイルス感染拡大に伴って封切日が変更になり、7月9日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開されることになっていますベトナム映画『走れロム』の予告編が、公開されています。
ベトナムにおいて社会問題になっているという〈違法宝くじ〉をテーマにした本作。ハイリスク・ハイリターンの違法くじの予想を立て、賭け屋との橋渡しを行う〈走り屋〉を生業とする孤児「ロム」が、一攫千金の賭けに出るさまが描かれます。
監督は本作で長編デビューを果たした<チャン・タン・フイ>。本作の前日譚である短編『16:30』に続き、<チャン・タン・フイ>監督の実弟である<チャン・アン・コア>が主演を務めています。
予告編では少年たちが狭い路地や大通りを駆け抜けていくさまや、数字の書かれた紙が刷られていく様子が切り取られています。「当たれば褒められ 外せば殴られる」というセリフも収録されています。
本作『走れロム』は第24回釜山国際映画祭ニューカレンツ部門で最優秀作品賞を受賞。プロデューサーとして、『青いパパイヤの香り』(1993年・)でカンヌ国際映画祭カメラ・ドール ・セザール賞新人監督賞を受賞した<トラン・アン・ユン>監督が参加しています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ