ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が6日発表した2021年1~3月期決算は、純利益が前年同期に比べ約8倍の32億4400万ユーロ(約4260億円)となっています。 主要市場の中国での販売が好調で、売上高は13.3%増の623億7600万ユーロでした。 自動車業界では半導体の供給不足による生産遅延をめぐる懸念が強まっており、(VW)は「4~6月期にさらに大きな影響が出る見通しだ」と説明しています。 ただ、2021年の業績については、新型コロナウイルス流行による著しい打撃を受けた前年の売上高を大幅に上回る見込みだといいます。