米商務省が29日発表した2021年1~3月期の実質GDP(国内総生産)速報値(季節調整済み)は、年率換算で前期比6.4%増となっています。 新型コロナウイルス危機を受けた経済対策、ワクチン普及で個人消費が盛り上がり、伸びは前期(4.3%)から加速。景気回復に弾みがついていることを裏付けました。 プラス成長は3四半期連続。GDPの規模はコロナ危機直前の2019年10~12月期の水準をほぼ回復しています。経済活動の正常化が進むことで4~6月期も高成長が予想されており、インフレ圧力が強まりそうです。