ファルコン植物記(2072)【ハマダイコン】
4月
25日
【ハマダイコン】は、日本の沿岸部の砂地や河原に自生する、アブラナ科ダイコン属の越年草です。 栽培用ダイコンが野生化したものというよりも、外来種の野生ダイコンが帰化植物となったと考えられているようです。
アブラナ科の植物なので付ける花は菜の花やほうれん草などと同じで小さな花びら4枚で構成されている花を春にたくさんつけます。食用として食べられている大根は白い花ですが、【ハマダイコン】の花は外側は薄い紫で中心に向かうほど白っぽくなり雌しべなどは黄色です。
稀に白い花を付ける個体もあるようです。また花の彩度も個体差あり、発育場所によって色合いが異なることが多いようですです。開花時期は菜の花と同じ3月~5月頃です。