『生きろ 島田叡ー戦中最後の沖縄県知事』@<佐古忠彦>監督
2月
4日
<島田叡>〈1901年(明治34年)12月25日~ 1945年(昭和20年)6月26日?〉は、
太平洋戦争末期、住民を巻き込んだ激しい地上戦の舞台となり、20万人を超える戦死者を出した沖縄県。『生きろ 島田叡ー戦中最後の沖縄県知事』は日本がすでに敗色濃厚だった1945年1月、沖縄県知事となった<島田叡(あきら)>のドキュメンタリーです。
軍や県の関係者とその遺族、沖縄戦を生き延びた住民への取材を通し、<島田叡>の人物像に迫っていきます。『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』 (2017年)や 『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー 不屈の生涯』 (2019年)で知られる<佐古忠彦>が監督を務め、<佐々木蔵之介>らが語りを担当しています。
軍部からの理不尽な要求と住民第一主義という信念の板挟みとなりながら、自決を美徳とせず人々に「生きろ」と言い続けた<島田叡>。予告では<佐々木蔵之介>の声で「俺は死にとうないから、誰かが行って死んでくれとはよう言わん」という<島田叡>の決意も語られています。