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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『生きろ 島田叡ー戦中最後の沖縄県知事』@<佐古忠彦>監督

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『生きろ 島田叡ー戦中最後の沖...
2021年3月6日に沖縄・桜坂劇場で先行公開が行われ、2021年3月20日より全国で順次公開されます『生きろ 島田叡-戦中最後の沖縄県知事』の予告編が、解禁されています。戦時中、<島田叡>と行動をともにした住民たちがその人物像を伝える様子が収録され、<小椋佳>による主題歌『生きろ』も流れています。

<島田叡>〈1901年(明治34年)12月25日~ 1945年(昭和20年)6月26日?〉は、兵庫県神戸市須磨区出身、私の母校でもある旧制神戸二中(現・兵庫県立兵庫高等学校)卒業、第三高等学校を経て、1922年(大正11年)に東京帝国大学法学部へ入学。中学・高校・大学と、野球に熱中し、旧制神戸二中時代に 第1回全国中等学校優勝野球大会に出場しています。東京帝国大学卒業後、1925年(大正14年)に内務省に入省します。主に警察畑を歩み、1945年1月10日の時点では大阪府内務部長を務めていましたが、沖縄県知事の打診を受け、即受諾して赴任しています。

太平洋戦争末期、住民を巻き込んだ激しい地上戦の舞台となり、20万人を超える戦死者を出した沖縄県。『生きろ 島田叡ー戦中最後の沖縄県知事』は日本がすでに敗色濃厚だった1945年1月、沖縄県知事となった<島田叡(あきら)>のドキュメンタリーです。

軍や県の関係者とその遺族、沖縄戦を生き延びた住民への取材を通し、<島田叡>の人物像に迫っていきます。『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』 (2017年)や 『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー 不屈の生涯』 (2019年)で知られる<佐古忠彦>が監督を務め、<佐々木蔵之介>らが語りを担当しています。

軍部からの理不尽な要求と住民第一主義という信念の板挟みとなりながら、自決を美徳とせず人々に「生きろ」と言い続けた<島田叡>。予告では<佐々木蔵之介>の声で「俺は死にとうないから、誰かが行って死んでくれとはよう言わん」という<島田叡>の決意も語られています。
#ドキュメンタリー #ブログ #映画

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