18世紀フランスを舞台に、望まぬ結婚を控える貴族の娘と彼女の肖像を描く女性画家の鮮烈な恋を描き、2019年・第72回カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞を受賞した『燃ゆる女の肖像』が、2020年12月4日より全国で公開されます。
画家の「マリアンヌ」はブルターニュの貴婦人から娘「エロイーズ」の見合いのための肖像画を依頼され、孤島に建つ屋敷を訪れます。「エロイーズ」は結婚を嫌がっているため、「マリアンヌ」は正体を隠して彼女に近づき密かに肖像画を完成させますが、真実を知った「エロイーズ」から絵の出来栄えを批判されてしまいます。
描き直すと決めた「マリアンヌ」に、「エロイーズ」は意外にもモデルになると申し出ます。キャンパスをはさんで見つめ合い、美しい島をともに散策し、音楽や文学について語り合ううちに、激しい恋に落ちていく2人でした。
『水の中のつぼみ』(2007年)の<セリーヌ・シアマ>が監督・脚本を手がけ、「エロイーズ」を『午後8時の訪問者』(2016年・監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟)の<アデル・エネル>、「マリアンヌ」を『不実な女と官能詩人』(2019年・監督:ルー・ジュネ)の<ノエミ・メルラン>が演じています。
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