(左から)<佐藤康光>(日本将棋連盟会長)、<西浦三郎>(ヒューリック会長)、<清水市代>(日本将棋連盟常務理事)
日本将棋連盟は6日、女流棋士の新棋戦「白玲(はくれい)戦」の開催を発表しています。優勝賞金は女流棋戦で過去最高となる1500万円で、順位戦制度も導入されます。女流棋戦は7タイトル(女流名人戦・女流王将戦・女流王位戦・倉敷藤花戦・マイナビ女子オープン・女流王座戦・清麗戦)から過去最多の8タイトルとなり、将棋界の8タイトル数(名人戦・棋聖戦・王位戦・王座戦・竜王戦・王将戦・棋王戦・叡王戦 )に並びました。
タイトル名の由来は「『令』和の『王』者が真っ『白』なページに時代を刻む」によります。主催は「ヒューリック」で、同社がこれまで主催してきた女流棋戦の清麗戦は「大成建設」の主催となります。第3期大成建設杯清麗戦は棋戦方式の変更を行いません。予選を2敗失格で実施し、予選通過4名による本戦トーナメントを行い、<里見香奈清麗> への挑戦者を決定します。
11月に開幕する白玲戦には、女流棋士と奨励会員の<西山朋佳女王>の計64人が参加。第1期は10カ月をかけて順位決定戦を行い、1、2位が来年9月から七番勝負を戦って初代白玲が決定されます。
第2期からは名人戦の順位戦制度を採用。女流棋士を上位からA~D級の4階級に分け、昇降級を争い、A級の優勝者がタイトル保持者に挑戦する権利を得ることになります。
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