地元紙『神戸新聞』の8月22日付け朝刊一面にて、すでに報道されていましたが、生活雑貨量販店を全国展開する「東急ハンズ」(東京)は26日、三宮店(神戸市中央区)を12月下旬に営業終了する、と正式発表しています。1988年の開業から32年の歴史に幕を閉じることになります。小売業界の競争激化に加え、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛なども影響したようです。
『神戸新聞』によりますと東急ハンズは、8月初めごろからテナントや取引業者などに閉店の方針を伝達。上層階から段階的に売り場を減らし、12月末で完全に閉店するといいます。
三宮店は1988年3月開業。関西では大阪府吹田市の江坂店(1983年10月開業)に次いで2番目の店舗でした。地上6階、地下2階建てで、延べ床面積1万730平方メートル。家具や寝具、文具を中心に最新の生活雑貨をそろえ、「都市型ホームセンター」として多くの利用客がありました。
神戸・三宮の繁華街に位置し、店の前に時計があることもあり、店の前を待ち合わせ場所として利用する人も多くいました。ただ、百貨店などの商業施設や専門店がひしめくJR線の南側に比べると、店の周辺は平日の日中の人通りは少なく、集客面での苦戦があったようです。
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