神戸残像(133)閉店「東急ハンズ三宮店」
8月
27日
『神戸新聞』によりますと東急ハンズは、8月初めごろからテナントや取引業者などに閉店の方針を伝達。上層階から段階的に売り場を減らし、12月末で完全に閉店するといいます。
三宮店は1988年3月開業。関西では大阪府吹田市の江坂店(1983年10月開業)に次いで2番目の店舗でした。地上6階、地下2階建てで、延べ床面積1万730平方メートル。家具や寝具、文具を中心に最新の生活雑貨をそろえ、「都市型ホームセンター」として多くの利用客がありました。
神戸・三宮の繁華街に位置し、店の前に時計があることもあり、店の前を待ち合わせ場所として利用する人も多くいました。ただ、百貨店などの商業施設や専門店がひしめくJR線の南側に比べると、店の周辺は平日の日中の人通りは少なく、集客面での苦戦があったようです。