『泣き虫しょったんの奇跡』(2018年)の<豊田利晃>監督が2020年開催予定だった東京オリンピックを控えた社会に向け、「利権と強欲という物の怪に取り憑かれた社会をお祓いしてやろう」と企画、脚本、プロデュースを手がけた意欲作『破壊の日』が、2020年7月24日より全国で公開されます。
7年前に炭鉱の奥深くで正体不明の怪物が見つかった田舎町では、疫病の噂が広がっていました。心を病む者が増えていく中、修験道者の若者、「賢一」が行方不明となる。「賢一」は生きたままミイラになり、この世を救うという究極の修行、即神仏になろうしていました。そして、「物の怪に取り憑かれた世界を祓う」と「賢一」が目を覚まします。
主人公の「鉄平」役を『狼煙が呼ぶ』に続き<豊田利晃>作品の参加となる<渋川清彦>、即神仏になろうとする「賢一」役をバンド「GEZAN」のボーカルとしてカリスマ的人気を誇る<マヒトゥ・ザ・ピーポー>が映画初出演で演じるほか、<イッセー尾形>、<松田龍平>が顔をそろえています。
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