ファルコン植物記(2041)繁殖中【オオキンケイギク】(2)
5月
24日
繁殖力が強く、荒地でも生育できるため、緑化などに利用されてきました。河川敷や道端の一面を美しい黄色の花々で彩る本種は、緑化植物としても観賞植物としても非常に好まれた[のですが、「カワラナデシコ」 などの在来種に悪影響を与える恐れが指摘され、2006年に外来生物法に基づき特定外来生物として栽培・譲渡・販売・輸出入などが原則禁止されています。また、日本生態学会により日本の侵略的外来種ワースト100に選定されてもいます。
種子生産量は1平方メートルあたり3000-5000粒といわれているだけあって、この先も増え続けるとなると、きれいな花だとばかり、言ってられない現状のようです。