蜘蛛の巣があり、腹部の模様に特徴がある体長12ミリ程度の<クモ>がいました。日曜日一日かけて同定作業に専念していましたが、クモ目クモ亜目アシナガグモ科シロカネグモ属の【オオシロカネグモ(大銀蜘蛛)】と同定しました。
体長15ミリほどで大きな腹部の感じから、どうやら雌のようです。なぜか「造網性の蜘蛛」に関しては、【ジョロウグモ】 を代表として、メスの体形が大きく性的二形が顕著だと思われます。ちなみに徘徊性のクモはあまり雌雄の体格差がなく、雄は雌よりやや華奢な程度です。
<蜘蛛>の仲間は、日本国内にはクモ目として57科・約1600種が知られています。種類も多く、<蜘蛛>は家の中や家の周囲、公園、道端、野原、山林など陸地のあらゆる場所に棲んでいます。
<蜘蛛>は網を張って獲物を待ち構えていると思われがちですが、実際には半分の種は網を張らないで獲物を狩ります。
本種は蜘蛛の巣として網を張る「造網性の蜘蛛」で、細長い卵形の白っぽい腹部をもったクモ。腹部には、黒い縦筋が入っており、この筋は外部からの刺激に対して大きく変化するということで、腹部の模様は一定の形ではないようです。
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