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老舗弁当店「木挽町辨松」が閉店@東京・歌舞伎座前

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老舗弁当店「木挽町辨松」が閉店...
1868(明治元)年に創業し、作家の故<池波正太郎>ののエッセイ『日曜日の万年筆』や俳人の<久保田万太郎>の作品にも出てくる老舗として、東京・歌舞伎座前でのれんを掲げていた老舗弁当店「木挽町辨松」が、本日20日、最後の営業として閉店しています。

歌舞伎座や新橋演舞場などの役者さんや観劇用弁当として愛され続け、一時は歌舞伎座前の本店のほか、中目黒店など7店舗を展開していました。
なによりも、歌舞伎座も新橋演舞場も休演で、電車に乗ってまでお店に買いに来るのは難しい状況になってしまいました。

新型コロナウイルスの影響を受けて店の存続が困難になり、製造設備の老朽化問題もあり、5代目店主の<猪飼信夫>さん(67)が決断され、「最後にもう一度味わいたい」とのなじみ客らに惜しまれつつ、152年の歴史に幕を閉じることになりました。

お店は「歌舞伎と共に今に伝える江戸の味」を掲げ、観劇客や役者に長年親しまれてきました。<中村獅童>さんや<市川海老蔵>さんら人気役者からも贔屓にされていたといいます。
#ブログ #弁当 #閉店

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