『娘は戦場で生まれた』@<ワアド・アルカティーブ>&< エドワード・ワッツ>監督
2月
27日
ジャーナリストに憧れる学生「ワアド・アルカティーブ」は、デモ運動への参加をきっかけにスマホで映像を撮り始めます。やがて医師を目指す若者「ハムザ」と出会い、夫婦となった2人の間に、新しい命が誕生します。多くの命が失われる中で生まれた娘に、平和への願いをこめて「空」を意味する「サマ」と名づけた「ワアド」。その願いとは裏腹に内戦は激化し、都市は破壊され、「ハムザ」の病院は街で最後の医療機関となる。明日をも知れぬ身で母となった「ワアド」は、家族や愛する人のために生きた証を映像として残そうと決意します。
街で最後となった病院を運営する「ハムザ」の妻でもある彼女が、悪化の一途を辿るシリア情勢を記録していきます。共同監督はイギリス人の<エドワード・ワッツ>が務めています。