<小川紗良> <小川未祐>
女優<小川紗良>(23)の初長編監督作『海辺の金魚』の製作が発表されています。
連続テレビ小説第99作「まんぷく」(2018年10月1日~2019年3月30日)で<安藤サクラ>演じた主人公の娘「立花幸」役を務めるなど、新進女優として活躍中の<小川紗良>です。短編作品なども手がけてきた彼女の監督4作目『海辺の金魚』は2019年春に企画され、8月下旬に鹿児島県阿久根市でクランクインした。撮影は終了し、2020年春完成予定になっています。主演は『脳天パラダイス』(2020年・監督:山本政志 )のメインキャストでもある<小川未祐>(18)が演じます。撮影監督は『ワンダフルライフ』(1999年・監督:是枝裕和) ・ 『誰も知らない』(2004年・監督:是枝裕和)などの<山崎裕>が務めています。
『海辺の金魚』は高校の卒業を控えた18歳の女子高生「花」を主人公とした物語。母親が事件を起こしたため施設で育った彼女が、施設で過ごすことのできる最後の夏に人生最大の選択を迫られるさまが描かれます。
監督、脚本、編集を兼任する<小川紗良>は「金魚は海では生きられません。観賞魚として退化したからです。それでも、私はもう一度海へ連れ出したいと思ったのです。映画の主人公が、私が、そしてあなたが、自分自身の人生を歩み出せるようにと祈りを込めて」とコメント。自身の母親の故郷である撮影地について「私自身のルーツでもある鹿児島県阿久根市の自然と人々。未熟者の私には贅沢すぎるほどの人に恵まれた夏を、生涯忘れないでしょう」と振り返っています。
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