『エルネスト』・『人類資金』の<阪本順治>監督のオリジナルストーリーで、<稲垣吾郎>が主演を務めた人間ドラマ『反世界』が、22019年2月15日より全国でロードショー公開されます。
<稲垣吾郎>が主人公となる炭焼き職人の「紘」を演じるほか、<長谷川博己>、<池脇千鶴>、<渋川清彦>ら実力派キャストが共演しています。
山中の炭焼き窯で備長炭の職人として生計を立てている「紘」の前に元自衛官の「瑛介」(長谷川博己)が現れます。突然故郷に帰ってきた「瑛介」から「紘」は「こんなこと、ひとりでやってきたのか」と驚かれるが、「紘」自身は深い考えもなく単に父親の仕事を継ぎ、ただやり過ごしてきたに過ぎませんでした。
同級生の「光彦」には妻「初乃」(池脇千鶴)に任せきりの息子への無関心を指摘され、仕事のみならず、反抗期である息子の「明」にすら無関心だった自分に気づかされます。やがて、「瑛介」が抱える過去を知った「紘」は、仕事、そして家族と真剣に向き合う決意をします。2018年・第31回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、観客賞を受賞した作品です。
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