ロシア・主要大会から4年間出場禁止@世界反ドーピング機関
12月
10日
米国反ドーピング機関(USADA)の<トラビス・タイガート>委員長は、世界反ドーピング機関(WADA)がロシア選手団を東京五輪・パラリンピックや各競技の主要国際大会から4年間除外する処分を決めたことについて「ロシアが全面的な排除を免れたことは、クリーンな選手、スポーツの品位、法の順守にとって計り知れない打撃」と批判する声明を発表しました。
(USADA)はロシアへの処分案が公表された段階から個人資格で出場の可能性を残すことに反対を表明していました。
今後、ロシア側がスポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議を申し立てる可能性も高く、「CASが正しい判断を下し、ロシアの圧力に屈しないことに期待したい」と釘を刺しています。
連帯責任の全面的な除外は見送る一方、2018年平昌冬季大会と同様に国としての参加や国旗の使用は認められません。
国際オリンピック委員会(IOC)は「決定を支持する」との声明を出しています。