「除虫菊」のゲノム解読に成功@大日本除虫菊
12月
5日
将来的には、除虫菊に含まれる天然殺虫成分ピレトリン類を高い濃度で持つ品種や生育期間が短い品種の開発などが期待できるとしています。
ゲノム解読は、サントリー生命科学財団(京都府精華町)と共同で行われました。広島県尾道市で栽培されている除虫菊について、推定6万個超の遺伝子が含まれる約71億塩基対のゲノム配列を解読したといいます。
一部の殺虫剤をめぐっては、抵抗性を示す害虫が出現し感染症を媒介するリスクが懸念されているとし、同社は遺伝子操作などで除虫菊の特性を増幅することができれば感染症防止にも貢献できるとみています。
大日本除虫菊は創業130年を超える殺虫剤メーカー。1890年、除虫菊の粉から成形した世界初の棒状蚊取り線香(1890年(明治23年))を発明し、その後渦巻き型(1902年(明治35年))に改良しています。
投稿日 2019-12-05 18:25
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2019-12-05 18:34
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