国立科学博物館は3日、未来に引き継ぐべき「重要科学技術史資料(愛称・未来技術遺産)」に、衝撃に強い腕時計として人気の「GーHOCK(ショック)」1号機や、世界初のポータブルCDプレーヤー、現存する国産ペニシリンの入った容器など、26件を新たに選んだと発表しています。 未来技術遺産としては、今回の選定を含めて285件になります。 国立科学博物館によりますと、1983年に登場したカシオ計算機のGショックは、耐衝撃性能が高く、アウトドアやスポーツでの腕時計着用を身近にしたことが評価されました。ソニーのポータブルCDプレーヤーは、外出先でCDを聴く生活スタイルを定着させる起爆剤となった。同社の製品は後に「CDウォークマン」に統一されています。