神戸ご当地(1137)幹線道路で車線規制を実施
6月
29日
対象となるのは神戸市街を東西に貫く通称「中央幹線」の一部、三宮交差点から中央区役所前交差点までの約400mで、10車線が6車線に規制されます。歩道側の車線や右折車線が一部閉鎖され、既存の直進車線の一部が左折専用や右折専用になるほか、信号はすべて矢印信号となり、右左折のタイミングも変わるそうです。
神戸市では三宮交差点を中心に、南北に交わる税関線(フラワーロード)と、東西に交わる中央幹線の一部を、人と公共交通優先の空間「三宮クロススクエア」にすることを目指しており、その一環として今回は、車線減少にともなう自動車交通への影響を検証するための実験です。2025年ごろには中央幹線を10車線から6車線へ、2030年ごろには3車線へと段階的に車線を減らし、歩道空間を拡大する予定です。
当然のこととして、、周辺商店などへの荷物配送など、三宮駅前に用事のある車両は最低限通行できるようにしますが、現状では駅前に用がないクルマも多く通過しています。この通過交通を違う路線に迂回させ、駅前の交通量を減らしていくことが目的です。今後は、そのように別路線へ交通を流す工夫も行われるようです。