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- 画家<カラバッジョ>の「ホロフェルネスの首を斬るユディト」競売前に売却
< 「ホロフェルネスの首を斬るユディト」(画像:AEP時事) >
17世紀にイタリアの天才画家<ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラバッジョ>(1571年9月28日~1610年7月18日)が描いた「ホロフェルネスの首を斬るユディト」が、フランス南西部トゥールーズで27日に予定されていた競売2日前に売却されたと、競売商が25日明らかにしています。
購入したのは「有名美術館に近い」外国人バイヤーだそうで、価格は非公表となっています。
この作品は、ユダヤ人女性「ユディト」が古代アッシリアの将軍「ホロフェルネス」の首をはねる旧約聖書の物語を描いたもので、1606年の作品とされています。2014年、トゥールーズの民家の屋根裏から発見されました。
専門家は最高1億5000万ユーロ(約183億円)の価値があるという見方を示す一方、一部の専門家からは本物かどうか疑う声もでています。ルーブル美術館は購入を見送ったようです。<カラバッジョ>が同じ題材で最初に描いた「ホロフェルネスの首を斬るユディト」(1598年)は、ローマの国立古典絵画館が所蔵しています。
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