<羽生善治九段>公式戦通算1434勝目
6月
4日
また、<羽生九段>は、白組優勝で挑戦者決定戦への進出を決めています。
対局前には、先に入室して下座に座っていた<永瀬叡王>に、規定通りに上座に座るよう促した<羽生九段>。振り駒の結果、先手番となり、戦型は横歩取りとなりました。
積極的な指し回しで中盤から優勢を築くと、そのまま終盤も余裕を持って押し切る完勝。過去対戦成績3勝7敗と分が悪かった<永瀬叡王>に、大一番で力を見せつけました。
<羽生九段。は1985年12月、15歳でプロデビュー。1996年に史上初の七大タイトル独占を、2017年には同じく史上初の永世七冠以降を達成した。5月23日には第60期王位戦挑戦者決定リーグ白組5回戦で <谷川浩司九段>(57)を破り、通算1433勝 として故<大山康晴十五世名人>の記録に並んでいました。