<レオナルド・ダビンチ>(1452年4月15日~1519年5月2日)の晩年の表情が描かれたとみられるスケッチの肖像画が英王室コレクションの中から確認されたと、管理団体が奇しくも没後500年に当たる2日発表しています。晩年のダビンチとされる別の肖像画と、ひげや鼻などの特徴が似ており、管理団体の専門家がダビンチと判断したようです。 ロンドンにあるバッキンガム宮殿のギャラリーの特別展で5月24日~10月13日に公開されます。 肖像画には、顔を横の方に向け、物憂げな表情を浮かべる男性が描かれています。両面に習作が描かれた紙に素早い筆致でスケッチされていました。 英メディアによりますと、専門家は「弟子か友人が画廊の中で紙を拾って描いたのではないか」と話しているそうです。